岐阜・瑞浪から世界へ発信するお酒=小左衛門&始禄

小左衛門・始禄(コザエモン・シロク)蔵元 瑞浪で醸される日本酒製造者、いわゆる『蔵人』の ひとりごと・・・

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飛ぶ米

酒蔵ではいろいろな形であるが米が空中を飛ぶ。

例えばエアーシューターという機械がある。言ってみれば扇風機の先に太い管を付けて強力な風をその中に通す仕組みになっている。そしてその風によって米が飛ばされ、その行く先はタンクであったり、麹室のテーブルの上だったりする。これは大量の蒸米を短時間に移動する手段として利用されているが、あまり繊細なものではない。然し、飛ぶと言う意味ではダントツ一番。

釜から掘り出される蒸米も飛ぶ。スコップで掘り出して、その行く先が放冷機(蒸米を冷やす機械)の場合。掘り手のセンスにもよるが、スコップの上に乗せた蒸米を放冷機に投げ込む為、その塊が中を舞う。当たり所が悪いと塊が砕けて更に空中で米の花を咲かせる。これは後始末が大変であり、あまり好まれたものではない。

麹室の中でも麹米が飛ぶ。と言っても、これは舞うと言った方が正しいかもしれない。麹は定期的に手入れをする事で品温管理している。麹蓋、麹箱、どちらの方法でも品温を均一にする必要があるので、中に入った麹を混ぜる。その際、手早く空中に巻き上げる事をする。それは正に米が舞っていると言った感じである。どれだけ美しく舞わすかが腕の見せ所であり、麹の出来にも影響する。職人芸である。

これらのFLYING RICE、DANCING RICEが見られるのも後一週間。名残惜しい気もする日々を送っている。

蔵人T
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