岐阜・瑞浪から世界へ発信するお酒=小左衛門&始禄

小左衛門・始禄(コザエモン・シロク)蔵元 瑞浪で醸される日本酒製造者、いわゆる『蔵人』の ひとりごと・・・

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斗瓶取り

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今日は斗瓶取りを敢行した。

モロミの詰まったタンクの脇に、フォークリフトに乗せた壺代(写真上のステンレス製タンク)を寄せて準備に掛かる。その他に用意した物、柄杓、バケツ、酒袋、紐、角材。

斗瓶取りを首吊りと言う事もある。以前、蔵人三人でホームセンターに行った時にこの斗瓶用の角材を探していた。その時、一人がレジの側で、「首吊り用の棒を買わないと」と大声で言った事があった。我々に取って普通の会話であったのだが、周りにいた店員や客はぎょっとした顔をしていたのを覚えている。蔵には多くの隠語が有るのである。

今回、この作業には4人であたった。ひしゃくでタンクからモロミを取る者。それをバケツで受けて酒袋に注ぐ者。酒袋を両手で持ち、バケツ二杯分の重みに耐える者。そしてそれを角材に縛りつける者。斗瓶取りはとにかく人手の掛かる作業である。本日はトータル30袋を吊るした。

酒袋が吊るされた壺代はそのままリフトで冷凍コンテナに運び込まれ、ただひたすら酒が自身の重みだけで滴って来るのを待つ。それが壺代に溜まったのを最終的に受けるのが斗瓶と言われる写真にある緑色の瓶である。そこから下に溜まった白いオリの部分は除き一升瓶に詰めて出荷へとなる。一連の作業は全て手作業で進められるので大変であるし、量的にも限られた物であるが、そこには圧力をかけて機械で搾るのとは違った斗瓶独特な旨さが存在する。

斗瓶取りの酒の値段が高いのも判って頂けたであろうか?

蔵人T

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世話になりました

先日はどうもお世話になりました.蔵体験させていただいた大果です.造りを体験して日本酒に対する気持ちがより一層高まりました.そして蔵人さんたちの日本酒造りに対する情熱を肌で感じて自分も酒販店の立場からもっと日本酒のすばらしさを広めていかなければと使命感をおぼえました.蔵体験が初めてだった僕にとってものすごく価値の有る一週間でした.どうもありがとうございました.  
PS  ご好評いただいた衛星りんかけの「衛星」は産地が衛星ロケットで有名な種子島だからつけられたそうです.  

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