岐阜・瑞浪から世界へ発信するお酒=小左衛門&始禄

小左衛門・始禄(コザエモン・シロク)蔵元 瑞浪で醸される日本酒製造者、いわゆる『蔵人』の ひとりごと・・・

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まだまだ気は抜けない

無事甑を終えた昨夜は、気が抜けたせいか爆睡した。
久し振りに8時間という間も布団に包まっていた・・・

しかし蒸しや麹が終わっただけで、お酒は醗酵して居る訳で、
まだまだ気が抜けない日々が続く・・・
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思い返せば

HPがrenewalしてBLOGを当番制にしてからBLOG落ちが無く
見返せば立派なDATAとして?日記の役割を果たしているように
感じますね^^

造りの忙しい中、皆良く頑張った!!

最後の麹

今年度(18酒造年度)最後の出麹をした。

全ての麹を室から運び出し、麹箱も外に出す。こぼれた米を箒できれいに掃き取り、台の上に敷いてあった布もまとめて改めて室内を見回す。

シーズン中は狭苦しくも感じていた場所が広く見える。昔の人に合わせて造られた室内は天上が低い所もあり、作業に苦労させられる。おまけに作業台も低いので腰は痛くなるし、何よりもその室内の暑さが室作業をあまり楽しい仕事にはさせない。

然し、終わってみると寂しい感じもする。

蔵での仕事はまだまだ続くし、これからは搾りや瓶詰めといった作業が沢山あるが、これで明日の蒸しが終わると一段落となる。

気候からも春を感じさせる日々である。


蔵人T

櫂で溶かすな!麹で溶かせ!!

今年の米は良く溶けます・・・

昔から櫂入れ(醪を攪拌する事)でお米を溶解させずに、
麹の力でお米を溶解させろ!と言われています。

だから、優しく、優しく櫂入れしてます。

ジュルジュル

日本酒の味や香りを判断するのに、我々は『利き酒』をします。
利き酒の仕方は人それぞれではあるのですが、口の中に少量を含み、空気を入れながら舌全体に広がるようにすする。というのが一番オーソドックスな利き方だと思われます。
しかし、この方法には若干下品な音が生じます、その音が『ジュルジュル』なのです。
この利き酒の仕方を覚えたばかりの人達や、人として基本的なマナーの逸脱した人達はどこでも場所を選ばず『ジュルジュル』します。

皆で楽しく酒を飲む場で、眉間に皺を寄せ『ジュルジュル』

知らない人が見たら、いい歳して口元の緩い人です。
プロで無い限り、普通に楽しく、もっと簡単に酒を味わって頂きたいものです。
造り手からのちょっと偉そうなお願いでした。

蔵人W

温泉

温泉に行ってきた。

たまたま夕食を外でとる事になったのと、風呂当番が風呂を用意していなかったのがあり、食事の後に地元の温泉に行った。

久しぶりに脚を長々と伸ばしての入浴は疲れた体には最高であった。蔵の風呂もこの夏に大改造して、脚を伸ばせて入れる様にしたいものである。その為にも溶接の腕を上げないと。

明日は最後の引き込みがあり、麹造りの作業も終了となる。


蔵人T(今週の風呂当番)

K9-90P

K9-90Pの上槽をしました。

アジアンな感じのお酒です。新酒ではハッキリ言って不味いです
(私個人的な評価ですが)。

熟成する事で味の膨らみと現在の複雑さがまとまって面白いお酒になる予感◎。 

面白いお酒に仕上がりましたよ^^

1トン甑一本勝負

仕込みも終盤を迎え、蔵では吟醸造りから本醸造の造りへと転換を迎えています。
仕込みの数量は総米1トン以下の小仕込みから総米2200kgの大仕込みへ大きく増加。
それに伴い、甑で蒸す米の量が一回で1トンへとこれまた大きく増加中。
ちなみに当蔵では甑内の蒸し米を取り出すのにスコップを活用しています。
1トンの蒸し米をスコップでひたすら掘り出します。
ひたすら掘り出すのです。

甑の上は40度程度の蒸気が渦を巻き、頭上では巨大な換気扇の轟音がとどろき、湿度は90%を超え、一度甑に入ると全身から汗が吹き出します。まさに地獄絵図。

そんな中でひたすらスコップで蒸し米を掘り続ける。まさに1トン甑一本勝負。

甑を掘り終えた後の冷えた水は最高です。

蔵人W


飛ぶ米

酒蔵ではいろいろな形であるが米が空中を飛ぶ。

例えばエアーシューターという機械がある。言ってみれば扇風機の先に太い管を付けて強力な風をその中に通す仕組みになっている。そしてその風によって米が飛ばされ、その行く先はタンクであったり、麹室のテーブルの上だったりする。これは大量の蒸米を短時間に移動する手段として利用されているが、あまり繊細なものではない。然し、飛ぶと言う意味ではダントツ一番。

釜から掘り出される蒸米も飛ぶ。スコップで掘り出して、その行く先が放冷機(蒸米を冷やす機械)の場合。掘り手のセンスにもよるが、スコップの上に乗せた蒸米を放冷機に投げ込む為、その塊が中を舞う。当たり所が悪いと塊が砕けて更に空中で米の花を咲かせる。これは後始末が大変であり、あまり好まれたものではない。

麹室の中でも麹米が飛ぶ。と言っても、これは舞うと言った方が正しいかもしれない。麹は定期的に手入れをする事で品温管理している。麹蓋、麹箱、どちらの方法でも品温を均一にする必要があるので、中に入った麹を混ぜる。その際、手早く空中に巻き上げる事をする。それは正に米が舞っていると言った感じである。どれだけ美しく舞わすかが腕の見せ所であり、麹の出来にも影響する。職人芸である。

これらのFLYING RICE、DANCING RICEが見られるのも後一週間。名残惜しい気もする日々を送っている。

蔵人T

醪の経過報告

現在14本の醪が醗酵をしております。

そろそろ上槽間近なのが、K9-90Pでしょうか・・・

雄町45や吟の精、情熱純吟、山廃系が醗酵しておりますが
全て順調、急激な気温変化が無い事を祈ります。

外食

今日の晩御飯は都合により外で食べる事となった。
さて、どこに何を食べに行くのか決めなければならない訳だが、実は一ヶ月前ぐらいから蔵人3人の間で共通の食べたい物が有り、満場一致でそれを食しに行く事になった。
蔵人の胃袋を挑発してやまない美味なる物、そうそれは『寿司』である。
車を飛ばし、店の前で杜氏のご家族と合流しいざ出陣!!
威勢のいい職人たちの声、赤身に白身に光り物、ウニ・イクラ・縁側・シャコetc…
まさに寿司屋、日本文化の粋を集めし芸術、文句の付けようが無い、そう、寿司ネタが回転する事と、何かとマヨネーズがかかっている事以外は・・・
賄い費の範疇で回転してない寿司屋は無理でした・・・

春になったらまともな寿司食べちゃる。

蔵人W

結ぶ

酒造りをするうえで結ぶという動作が頻繁に行われる。

斗瓶取りの時に酒袋の口を紐で結び、タンクに巻き付ける保温材をゴムバンドで結び、酒やモロミを送るホースも金属バンドで結ぶ。ありとあらゆる材質、長さ、太さの結ぶ為の物が蔵中にある。そこに共通しているのが、使用後には解くという事である。その為にしっかりと結び付けなくてはならない箇所であっても、簡単に解く事が可能である結びをしている。

以前、本で読んだ事があったが、古来より日本では結ぶという事が大事にされてきているとあった。何でも、西洋ではレンガを積んできたが、日本では垣根を結んできて、彼等がボタンをかける所を、我々は帯を結んできた。キリスト教徒が十字を切ってきた時に、仏教徒は印を結んできたらしい。

半分以上こじ付けに聞こえるが、実際日本人が結びを大切にしてきた事は事実である。その際たる例が風呂敷であったり、伝統工芸の組紐、わら草履等であろう。

今でこそ利用する人が少なくなったが、風呂敷は変幻自在の優れ物である。一升瓶を二本、風呂敷で包みその端を結んで持ち運ぶ姿はなかなか粋であるし、折りたたんで紐として使う事も可能である。単なる紐を芸術品にした物が組紐であり、生活の知恵から生まれたのがわら草履なのであろう。そこには結びの概念が根本にあると思う。

先にも述べたが、我々蔵人はその結ぶという事の恩恵を非常に受けている。であるから、本箱には結びの本があるし、日々研究も怠っていない。

酒造り、又は日本酒を通して知り合う多くの人々との縁もしっかりと結んで行きたいものである。


蔵人T

最近の室

健康的に痩せる方法が当社には在る。
食べながら痩せれる。こんな嬉しい事は無いだろう・・・

湿度79~82% 室温31度という部屋の中で
数十分労働をするだけ。
サウナで有酸素運動をするという環境下で本醸造の麹は製麹される。

当蔵の本醸造はホントに芳醇なお酒の為、かのような環境が必要。

人間にとって辛い環境下なほど、良い酒が醸される訳で・・
可愛さあって、美味さ百倍



全く関係の無い物と日本酒の関連性をブログにしてみる。第一回『プロ野球と日本酒』。

先日、沖縄に住む友人からメールが来た。
阪神タイガース・広島東洋カープのキャンプを観に行って来たとの事。
ああもうそんな季節なんだなと思いながら、私がかつて愛したプロ野球球団、近鉄バファローズの事を思い出した。マイナーなパシフィック・リーグの中でもさらにマイナーな球団であったバファローズは球団が買収された訳でも、身売りの憂き目を見た訳でもなく、ただ単に球団が消滅・破綻してしまったのである。
阪急ブレーブスファンはオリックスを、南海ホークスファンはダイエーを経てソフトバンクを継続して応援すれば多少の喜びを得れるかもしれないが、消滅となってしまってはどうしょうも無く、私は心のど真ん中にポッカリと、虚無感という大きな穴が開いてしまったまま、生きていかなければいけないという十字架を背負う事となってしまったのである。

大切な物ほど無くして初めてその大切さがわかる。

使い古された言葉だが、まさにその通りだと私は実体験から教えられた。いまや、この国の大切な部分が次々と剥ぎとられていっている、日本酒に対する考え方もまたその一つ。正しい日本酒の知識なんて遠く忘却の彼方だ。このままでは日本人が日本酒を手放してしまうかもしれない。酒造りの職人として、そんな辛く、寂しい事はほかに考えられない。
そんな事にならない為にも、我々は良酒を造り、人々に啓蒙していくのである。

ナイター観ながら、日本酒を飲む頑固親父よ再び。

蔵人W

ヴァレンタインデー

酒蔵とヴァレンタインデーは全くもって関係が無い。

クリスマスや正月の時もそうであった様に、朝4時に起きてモロミを見て周り櫂を入れ、仕込みをして、麹に手を入れてと、世間の流れと同調する事なく酒蔵の時間は過ぎて行く。

数週間前に、関連性をもたせるべく何か良い案はないものかと我々蔵人が話し合った事があった。チョコレートがこれだけ広まった様に、ヴァレンタインデーに日本酒をプレゼント出来る様にしようではないかと。ハートの形をしたボトルだとか、ピンクの日本酒だとか、日本酒の入ったチョコレートボンボン等、下世話な案が出されて終わった。

確かに日本酒をもっと広めたいという気持ちはあるのだが、流行に乗せるという事に後ろめたい気持ちもあるのは事実である。決してクリスマスやヴァレンタインデーを批判するつもりは無いし、今や海外にもその販路を開いている。然し、日本酒の純和製的なところをどこかに残しておきたいのではないだろうか。であるから、多くの日本酒が今だもって一升瓶で出回っているのだと思う。

今日も普通に起きて、普通に忙しく働いて一日を終えた。ヴァレンタインデーなんて俺達には関係無いなんて少しばかりすねていたが、夕食の後に出されたチョコレートケーキに、やっぱりヴァレンタインデーって良いかもとすごく単純な蔵人達であった。美味しかったです。

蔵人T

Luck or Unluck

私は人から良くボジティブだねぇ~と言われる事がしばしある。
その反対側を見ると反省しないとも捉えられる時もあるが・・

日常生活の中でLUCKYって思う事って気にしないとないぜぇ。
あぁ~今日も朝が来てLUCKY、健康で起きれてLUCKY
麹ちゃん順調でLUCKY、醪が元気でLUCKY、酒母も元気だLUCKY、蔵人達が元気でLUCKY・・・

UNLUCKな事ほど勉強になる。=UNLUCKYではない
経験を積むことが出来てLUCKYなのだ。

RESPECT & LOVE、・・・私の座右の銘
                        
     『PEACE』



かなり独り言な内容でごめんちゃい

素晴らしき労働力

わが蔵一番の働き者コマツのフォークリフト。
その名も『小左衛門号』。
彼は酒蔵の仕事には欠かせない存在であり、頼もしいわれわれのパートナーなのです。
彼の主な仕事は力仕事。それも、人の手には負えない力仕事なのです。

例えば小左衛門号に依頼する仕事は・・・
米の積まれたパレットの移動(0.5t~1t)
酒瓶の積まれたパレットの移動(0.3t~0.5t)
仕込みタンクの移動・設置(0.1t~1t)
酒粕の入ったポリバケツの移動・トラックへの搬入(50kg×8)
高所作業用の足場代わり(斗瓶採り・蔵の修繕・屋根掃除、等)
醪移動(酒母タンク→添タンク→仕込タンク)
例外として
午前4時の仕込み水移動、兼目覚まし(バックの際の警告音はなかなかの高音域)
蔵内限定、学生バイトの運転教習(ちなみにクラッチ幅はF1マシーン並です)
杜氏の息子(2歳2ヶ月)のおもちゃ(ハコ乗りしてます、行く末恐るべし)

上記の仕事はほんの一例でしかありません。しかし、こんなに働いても彼は愚痴の一つもこぼさず、黙々と働いてくれるのです。
素晴らしい労働力。

今度ハイオク入れてあげるからね。

蔵人W

蔵開放

猿子祭りにともない蔵開放が行なわれた。

多くの人々が蔵を訪れ、様々な楽しみ方をしていったと思う。矢張り、蔵に興味を持って頂ける事は我々に取っても非常に嬉しいし、その機会が与えられる事には大変感謝しなくてはならない。

酒蔵という場所は多くの人々にとってまだまだ未知の世界であると思う。日本酒が米から造られる酒である事は知られていても、大部分の人々はそれ以上の知識を持ち合わせていないのではないだろうか。日本酒は世界に誇れる日本の文化である故に、それを広く伝えていく事も我々蔵人達に与えられた使命であろう。


蔵人T

倍音、倍倍音

最近の蔵では慌しい(いつもだが、更に増して)
そんな中で心地よい音が鳴り響く

ポトン、ピチョン、ポトン、ピチョン
酒袋の数が増えるたびに音が重なり合い厚みを増して
複雑な音色になってゆく

心地よい音、農場の風景や農家の方達より授かったお米が
我々の手によって姿を変えた集大成。
もっとも手をかけた搾り方で搾りあげるのだ。

・・・・斗瓶袋取り!

此処までの苦労もこの音と味の妄想にふけりながら疲れが消える
瞬間でもあるのだ。

音の重なりもされながら、お酒も、人も・・・

暖冬傾向

私が小学生の頃、確か4年生ぐらいだっただろうか、国語の時間に先生からとある宿題が提示された。それは『あなたが望む世界』という題目で作文を書いて来いというもので、題目に沿っていれば何を書いてもOKというなかなか楽しげな内容のものだった。
小学校4年生の時点で既に、世の中は自分の思う通りにはならないものなんだ、と若干分かりはじめていた嫌なガキであった私にとって、このお題はまさに水を得た魚、バッティングセンターでストレスを球にぶつけるサラリーマンのように、日頃の欲求をその作文に叩き込んだ。
とは言っても所詮小学生、その内容は可愛らしい物で、だいたいの記憶を手繰ると。

『給食のおかずは毎日かしわの唐揚げ』とか
『学校の授業と休み時間の時間割が逆転』とか
『学校まで自転車通学OK』とか
『兄は弟を殴ってはいけない』とか
『お小遣い毎日100円支給』とか
『近鉄バファローズは毎年優勝』とか

一番最後以外はホントどーでもいい内容であり、上段3つは当然叶わず、兄は引き続き弟を殴り、お小遣い制度の導入に持ち込む事すら出来ず、近鉄バファローズに関しては毎年優勝どころか10年に一度のペースでリーグ優勝、結局日本一になれずじまいで球団消滅という体を張った落ちを見せ付けてくれたりで、自分が望む世界っていうのは中々難しいものだと今また再認識していたのだが、しかし!!
一つだけ思いっきり望み通りになった願いがあったりするのだ!!
当時、非常に朝が弱く、朝寝坊をよくしていた私にとって、冬の冷え込んだ朝なんていうのはまさに地獄、布団の中で母の怒号と戦う事30分、やっとこさお目覚めなんて事は日常茶飯事であり、いい加減耐え難い事の一つだった。

故に作文に書いた望みは

『四季が春・夏・秋の三季に減る』

叶っとる場合か

蔵人W

科学者募集中

日本酒研究員を募集する事にした。

[仕事内容]研究員は新しいタイプの日本酒を開発する。この新しいタイプの日本酒とは粉末酒とし、真水による液化を可能とすると同時に、粉末状態でも摂取でき、その味を楽しむ事が出来る事。

[応募資格]学歴、年齢不問。米に対して恐怖心が無くアルコールが大好きな事。食に対しての探究心を持ち、どんなに深い眠りの最中でも一度アラームが鳴ればすぐに起きて仕事に取り掛かれる事。30㌔の米袋を担いで100メートルダッシュが出来る鋼の肉体。

[給与]経験・能力を考慮の上、現物支給。

[勤務時間]24時間365日

[待遇]蔵人達との共同生活可能。まかない込み。

[その他]行く行くは粉末酒バーをオープンさせる予定なので、初代店長としても活躍していって貰いたい。


蔵人T(人事部)

鬼の霍乱

巷では鳥インフルエンザで大変な騒ぎとなっておりますが
当蔵でも風邪をひいたやからがおりまして、昨夜から
今朝はてんやわんやでございました。

製造が始まった11月より無休で菌たちと仕事をしている訳で
たまにはそんな事も起るわけで・・
残された者たちはそれをフォローする為に只々仕事をこなすわけで。

ありがとうございましたm(__)m

おかげさまで約12時間もの長い間床に伏せれていた訳で
無事復帰する事が出来ました。こうなると麹達や醪達が無性に
恋しくなってしまうんです。いつもよりも長い間眺めちゃったり
しておりました。

今週は立春のせいか本当に春らしい天候が続いてますが、皆様も
風邪には充分にご注意して、充分に休息を取って下さいね♪

私達の春はもう間直。残すとこ20日。甑倒しの日は近い!!!
頑張るぞ~

追伸:イシカワ&ウサコさ~ん、風邪引いちゃいましたわTT
でも仲間の暖かい介護の結果、無事復活しました

緊急事態発生!!

『隊長!!明日瓶詰めであるにも拘らず、詰める予定の酒に割り水処理がなされておりません!!』
『なにィ、現在の時刻は!?』
『2245時であります!』
『これからの我が部隊の行軍予定はどの様になっているか!!』
『0030時、0230時、麹室作業。帳面記入作業。酒母汲み掛け作業。ブログ当番であります!!』

『よし、ブログ当番を割愛せよ!!』

『イエス、サー!!!』

蔵人W

妄想

今したい事を羅列してみた。

~温泉旅館~
 温泉につかり、部屋で美味しい物をたらふく食べて、酒を飲み、そして温泉に又つかる。そんな生活を一週間程繰り返す。雪見酒なんてのも良いかもしれない。

~スキー場~
 久しくスキーもスノボーもしてないので。今年は雪が少ないらしいので難しいだろうが、リフト待ちが殆ど無いスキー場で雪と戯れたい。

~寿司屋~
 カウンターでそこにあるネタを全て制覇する。予算を気にする事無く。

~設備~
 蔵の全ての製造機器を最新の物にして、最高の酒造りをしたい。それでも昔からある良い道具類も同時に使用しながら。

~蔵専用シェフ~
 和洋中、それぞれの料理人が我々のまかないを常時作ってくれる。パティシェも必要かも。彼等は24時間待機していてくれる。

~睡眠~
 これが一番したい事。4時間以上の連続した睡眠時間が欲しい。アラームに起こされる事無い快眠が何にも勝る。


蔵人に限らず皆さんが思っている事なのかも。


蔵人T

当蔵では4日:東濃地域

当蔵では豆まきは4日に行なう風習のようで、本日豆まきをした・・
広敷(:蔵人が休んだり食事をする場所)の掃除を終えた直後に
ふくはー内!!と来たもんだ
あすまた掃除しよう・・・

24節気の立春である今日。酒造りを介して見返すとホント面白いもんだ。
・・・表現が豊かである。

日本酒の温度を表す表現方法も実に多彩で日本の言葉の美しさに
惚れ惚れしたりもする。

酒造りにはそのような美しさが数々残されそれらを伝統として
後世に残してゆかねばと、強く思う。

                       VIVA日本文化

MIXI:日本文化を飲もう会 発足!是非ご参加くだされ^^
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1824078

健康は睡眠から

酒蔵の仕事、特に当蔵のように手造りの地酒蔵となると、仕事の時間というのが厳密には定められず、麹の面や品温によって室仕事が入り、酒母や醪のご機嫌如何によって、酒母・醪廻りが入ってきます。例えそれが夜中の2時だろうと、飯どき正午であろうとお構いなしでカチこんでくるのです。
微生物の都合に人間が合わせるスタイル、このお洒落な生活スタイルで半年間を乗り切ろうとすると、蔵人が必然的に身に着ける必殺技が有ります。
名付けて『どこでも寝れるもん』。
ようするに、何時でも、何処でも、一瞬にして眠りに就く事が出来る。と言う必殺技で、この技を身につけないと毎日が睡眠不足、夢うつつ状態になってしまうのです。ちなみにもう5年もこの生活をしている私、蔵人Wの『どこでも寝れるもん』の階級は『のび太君』クラスにまで高められており、かなりの実力であると自負しております。
もちろん当蔵の蔵人は全員この技をマスターしており、昼飯後などは普通に椅子に座って会話しているはずが何時の間にやら寝言で会話していたりします。
しかしこの必殺技、思わぬ落とし穴があります。それは入浴中。

うっかり発動してしまうとうっかり水死。
恐るべし『どこでも寝れるもん』。

蔵人W

洗米用袋

   IMGP1212.jpg  IMGP1213.jpg  IMGP1214.jpg

酒米を洗う作業は殆どの場合手洗いで行なっている事は以前述べたと思う。その時に我々が使用しているのがこの青い袋。ナイロンで作られていて、口がチャックで閉められる優れもの。平均して15kgづつの酒米をこの袋に入れて、冷たい水の中で来る日も来る日も手で洗っている。日によって違うが、450kgの米を洗うにはこれが30袋必要となり、蔵人3人で洗米をすると、一人当たり10袋の計算となる。であるから、洗米が多い時にはヘルプを頼む事もしばしある。

この青袋、使用後は米粒が一つも残らないようにして洗い、ぶら下げて干しておく。ナイロン製であるので水切れは良い方であるが、今朝は面白い事が起っていた。普段より冷え込んでいたのは事実だが、寒いくらいの方が酒造りには良いなどと軽口を叩きながら袋を洗っていた。それを干して、一時間位して戻って来て見たら、なんとツララが出来ていた。どうりで寒いわけだ。

さて、洗米といっても一種類の米だけを洗うわけではない。山田錦、美山錦、雄町、五百万石等種類がいろいろあるだけでなく、使用する用途、精米歩合によっても違う。それぞれによって浸漬率(米に水を吸わせる割合)が違うので、水に漬ける時間も違って来る。それはストップウォッチを使い秒単位で管理している。

そこで問題に成って来るのが、どの袋に何の米が入っているかを判っていなくてはならないという事。洗い終わって、水に浸した後にこれは何の米でどういう目的に使うのか、例えば麹米なのか、掛米なのか?三段仕込みの添、仲、留のどれか?これも管理してないと出来るものが出来なくなってしまう。

そこで我々蔵人によって考え出された識別方法が、特許申請予定中の『色ゴム式識別紐』である(写真右)。種類ごとに同一の紐をこの青袋にくくり付けて判り易くしてある。水に濡れても大丈夫で、とにかくコストパフォーマンスが高い。子供から大人まで、そして、日本語が読めない外国人にもそれぞれの言語に置き換えて使用可能であるという融通性。米洗い以外でも様々場面で大活躍すると思われる。酒造機器メーカーも是非見習って欲しい物である。

蔵人達は今日も新たな発明に勤しんでいる。


蔵人T

味覚の変化

酒屋に勤めてはや十年、味覚の変化を肌で感じながらお酒の味も
変化させてきています。

お酒の味も大きく且つスピーディーに変化しているように感じる

そんな昨今、お酒も低アルやら発泡性のお酒やら幅が広がったなぁ
吟醸が世に溢れ出る前は燗酒や生酒がメインで微発泡のような味は
苦いだの渋いだのと認められなかった訳で、搾りたてのお酒なんかは
態々櫂入れてガス(発泡性)を抜いていた訳です。

我が蔵では斗瓶、直汲、普通ものと一本の仕込から味の違いを楽しんで頂く為に数量限定ながら製造している。・・濁りもあるなぁ

斗瓶は過日の日記のように手間隙かけて摂取するわけで、味の密度の滑らかさ、繊細さはぴか一です。熟成させると更にGOOD!!
まさにVintage Sake
最高峰のお酒!!空気に触れている時間が長い為、我が蔵の考えでは酸化の極致に至ったお酒と位置づけしてます。

直汲みは昨日の日記通り・・・付け加えるとしたら、超新鮮な搾りたてのお酒。中汲みと同等です。
ハシリとセメは入ってません。斗瓶の酸化の極致の正反対。酸化させずに瓶に閉じ込めた生酒。

普通ものは、上記のような特殊な事はせずに搾りあげた物。
バランスを保つ為に数日間静かに安置して滓引きし瓶詰されます。

・・・と此処までブログを完成させるのにはや2時間が経過。
室の仕事も相まってさすがに眠い。

最後に私の言いたい事は、時代の変化に伴い味の多様化な昨今。
ブランドに左右されない、自分の感覚を構築する人が一人でも
増えて欲しいと只々思う日々であるのです

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